日本各地で里山再生事業

昨年半ばあたりから日本各地で里山の再生事業が始まっているという。
環境省で、平成16年度から新たに「里地里山保全再生モデル事業調査」を開始しているとのことで、日本全国ではないが、以下の地域では政府の監督のもと(?)再生事業をやっているようだ。

[1]神奈川西部地域(秦野市等)
[2]京都北部・福井地域(宮津市綾部市武生市等)
[3]兵庫南部地域(三田市等)
[4]熊本南部地域(宮原町等)

日本の自然風土は、もともとは自然界が作り上げてきたものではあるのだが、人間の手による連綿たる営為努力のかいあって今も保たれている自然である。
人間が自然に手を入れてはならないとの意見もお聞きするけれど、所詮は箱庭である。人間の手が適度に入らなければ最適な状態は保たれないだろうと思う。
とは言っても、国有林におうちを建てちゃう政治家さんとかのやることは、モラルに悖る行動ですから、あれを「人間の手が適度に入る」などとは申しません。
上記4地域以外でも、活発化しているようですが、うちの近くもやってるかな。破壊活動にならないようお願いしたいところです。


里山の生態学―その成り立ちと保全のあり方

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