反日デモ、勢いは一層はげしく・・

連の反日デモは今月二日から中国南部の広州や深セン成都などで始まった。当初は、警察当局のコントロール下にある反日団体「保釣(釣魚島を守る)連合会」なども関与し、日本の常任理事国入りに反対する街頭の署名活動などが整然と行われていた。ところが一週間後の九日、北京に飛び火したことからデモの性質が変化し、政治的な意味合いが強まった。

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そもそもは釣魚島をめぐる日本と中国の政治の問題だったはずのものがデモに発展してしまっています。これは推測ですが、日本の戦後処理のいい加減さ(ドイツのように戦争被害者個人、個人に対して補償するのではなく、国に対してのみ補償しかしていないいい加減さ)を源流とする日本人に対する不振感がデモへと加熱させた原因ではないかと私は思っています。
たしかに中国人の若い人たち(?)(わたし(29歳)と同期かそれより若い人々)のたいていは日本人をそれほど憎んではいないと思います。
今デモに参加している大抵の人たちにとってはデモはゲームなのかもしれません。本当に怒っている人たちもいますが、それはさほど論理的だとは到底思われません。このデモで中国の人々は冷静に批判することはできないでしょう。彼らには日本人及び、日本政府を厳しく批判する権利は十分与えられていますが、方法を間違えています。もう少し冷静になってほしいと思いますし、方法を変えれば日本人及び、日本政府の対応もきっと違ってくるはずです。ですから、もっと冷静になっていただきたいと願ってやみません。