消費税率アップ!?冗談じゃあねぇや

政府税制調査会(首相の諮問機関)は25日、今年初の総会を開き、消費税率の引き上げに備えた税と社会保険料の負担のあり方を3月末まで集中審議することを決めた。 来月25日から、年金や医療、介護などに詳しい学識経験者を呼んで、社会保障財源と国民負担の関係を整理する。
小泉首相は以前「在任中は消費税率アップはしない」と公言してはばからなかったのに。。
そもそも、昭和48年くらいに一般消費税なる考え方が元になって「いつやろうか、いつやろうか」と案としては暖めてあったようである。昭和53の大平内閣の時、(結果的に猛反対されるわけだが)政府税制調査会の一般消費税特別部会「一般消費税大綱」に取り上げられているようだ。
消費税はその後、平成元年に本各導入されるまで16年ほど凍結されていたことになるだろうか。昭和60年代だったか、竹下氏と中曽根氏が「消費税率はいずれ15%までは上がるんじゃないか」的発言をしたのを耳にした記憶がある(当時わたくしは8歳でしたのであまりアテにならないかも。。。)
もしその記憶が正しければ、21年の時を経て、「ちょいと税率あげちゃいますかぁ」てな感じで小泉氏自身の手により凍結を解いたことになる。いずれ開けられるパンドラの箱ならば、今開けちゃえって感じすか。
全くとんでもないおっさんだ。凍結してるものは、かなづちでぶち壊せば(廃案とすれば)済む話じゃないか。わざわざこの難しい時期にそんなことをやらんでよろし。あんたの実験に巻き込まれる覚えはわしらにはないのだ。

大増税時代―消費税率二ケタ化へのシナリオ

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